自律神経失調症を治すセロトニンを出すため早寝早起きをする
自律神経失調症という病気は交感神経と副交感神経の働きのバランスが悪くなるために起こります。
これらの原因はストレスや血行不良、首こり、ストレートネック、肩こりなど、
様々なものがあると考えられていますが、
いずれにしても副交感神経を優位にしてリラックスさせるように促す必要があります。
特に恐怖や不安感に襲われたり、パニック発作のようなものが起きる場合はこの副交感神経の働きが衰え、交感神経が暴走することによって起こるのですね。
ですから副交感神経をしっかり働かせるように意識がけなければならないという事です。
ではどうやって副交感神経優位にするかというと、その鍵はセロトニンというホルモン物質が握っています。
セロトニンが分泌されるとリラックスして気持ちが前向きになりますが、この時は正に副交感神経が優位になった状態なのです。
ではこのセロトニンを分泌させる方法は何かというと、一番良いのは朝早く起きて太陽の光をたっぷりと浴びること。
日の光を浴びるだけでセロトニンは分泌するのですが、自律神経が乱れると不眠になったりしますので、朝早く起きられなくなる人も多いようです。
しかし朝から日の光を浴びてセロトニンが分泌されると、夜になるとメラトニンという睡眠導入ホルモンが分泌されて自然と眠たくなります。
海水浴などに行くと帰りは自然と眠たくなりませんか??
これは日の光を浴びた事によって、セロトニンが沢山分泌され、メラトニンも分泌されたからです。
ですから自律神経失調症に悩んでいる人こそ、出来る限り早起きして日光浴をしてください。夜も早めに寝る事ができるので良いスパイラルを作る事が出来ます。
またリズム運動もセロトニンを分泌させる方法の一つですので、早朝にウォーキングなどをしながら太陽の光を浴びれば一石二鳥ではないでしょうか。
早くから行動すると心も体も気持ちよくなりますから、自律神経失調症の改善もまた早くなるはずです。ぜひ生活の中で取り入れてみてください。